首枕の構造
(首枕Wモデル)

枕を生産する時に、地元の足利大学睡眠科学センターを訪れて荒川一成先生に教えを請いました。先生曰く「立位が理想の寝姿」ですと仰いました。
当時の私の枕は頭を支える枕でした。あまりにも首に角度のつく枕でした。そこで考えたのが首を支える枕です。
問題が発生しました。個々人の体格差への対応です。どのような形にすればユニバーサルスタイルになるのだろうと、しばらく考えていました。
ある日、レストランで食事の時、おしぼりが提供されました。料理を待つ間、おしぼりを元の形の様に丸め直してみました。「これだ!」首枕の原案が完成しました。
首枕の本体は右図の様になっています。
粒状ウールを充てんしたベース層、ウールシートを入れたトップ層を縫い合わせてあります。
ベース層はボタンで着脱ができるようにしてあります。
ベース層を芯にしてグルグル巻きこんで使用するのが一般的ですが、そのまま置くだけで使用する人、トップ層を巻いて使用する人等々、使い方はいろいろあります。
基本は首の後ろ側―頸椎を支えるようにします。
個人差もありますが、目安は後頭部が敷き寝具に触る高さが脳が冷えると思います。
これを守っていただけたならば、あとは使う方にお任せしています。
首枕Wモデルのデータ
●組 織 枕本体=綿72%、ポリエステル28% なか綿=ウール100%
●サイズ タテ約58cm×ヨコ約68cm
●重 量 約470g
●カバー 専用の綿サテン生地のカバーが付属します
首枕Lモデルのデータ
●組 織 枕本体=綿72%、ポリエステル28% なか綿=ウール100%
●サイズ タテ約58cm×ヨコ約80cm
●重 量 約650g
●カバー 専用の綿サテン生地のカバーが付属します
首枕FIVE-9モデルのデータ
●組 織 枕本体=綿72%、ポリエステル28% なか綿=ウール100%
●サイズ タテ約58cm×ヨコ約56cm
●重 量 約385g
●カバー 専用の綿サテン生地のカバーが付属します
首枕Wモデル
の作り方
枕カバーの使い方

高さ約5cm〜9cmを参考に、自分にあった枕の高さに整えてスナップボタンを留めて、枕カバーに入れます。余った部分は折り曲げてご使用ください。固定された高さを保ちたい方に最適です。
「首枕」を広げ、枕カバー全面に入れてください。栞を参考に自分にあった高さに整えてご使用ください。スナップボタン止めはされませんので、その日の自分にあった枕の高さの調整が簡単にできます。